アークス／2月期は売上高14.7％増、営業利益20.7％増

2012年04月16日／決算

アークスが4月16日に発表した2012年2月期決算は、売上高3481億9800万円（前年同期比14.7％増）、営業利益111億9200万円（20.7％増）、経常利益120億8000万円（20.1％増）、当期利益133億300万円（144.1％増）となった。

アークス次世代システムを2011年10月に稼働により、発注、仕入、在庫、販売実績などを統括管理し、経営効率の向上とグループ・ガバナンスの強化を図った。

経営体制の強化として9月から、従来の人事制度を体系的に整理し、グループ全体の制度統一を更に徹底することを目的として「グループ統一人事制度」の運用を開始したほか、業務改革室と社長室を新設し、外部からの人材を登用して組織の活性化を図った。

営業面では、ポイント連携企業の拡大等によりアークスRARAカードの利便性を高めた結果、会員数は2月末日現在で165万人（前期末比8万人増加）となった。

店舗運営は、子会社間の情報交換や店舗運営ノウハウの共有等による競合対策や店舗の活性化を図り、各社が独自性を発揮しながらグループ全体の競争力を高めた。

店舗展開では、新規出店3店、建て替え1店、改装9店、閉店3店を実施した。

来期は売上高4200億円（20.6％増）、営業利益135億円（20.6％増）、経常利益145億円（20.0％増）、当期利益73億円（45.1％減）の見通し。

関連記事