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スタートトゥデイ/4~6月の営業利益5.0%減

2012年07月30日 / 決算

スタートトゥデイが7月30日に発表した2013年3月期第1四半期決算は、売上高71億9100万円(前年同期比6.6%増)、営業利益16億3500万円(5.0%減)、経常利益16億3000万円(4.9%減)、当期利益9億9700万円(14.5%減)となった。

商品取扱高は191億4000万円(15.0%増)となり、依然高い伸びだったが、サマーセールの開始時期を約3週間遅らせた影響や、前期に実施した震災関連のチャリティーTシャツ販売の反動もあり、商品取扱高の伸び率は例年と比較して緩やかなものとなった。

商品取扱高のうち、販売代金の全額が会計上の売上高として計上される自社販売(買取ショップ事業)の商品取扱高に占める割合が、15.7%から8.6%に減少した。

受託販売の割合を増加させ、在庫リスクをできるだけ負担しないビジネスモデルを確立させるというグループの方針に沿ったものではあるが、自社販売(買取ショップ事業)の構成割合の減少の影響により結果的に売上高の前年同期比の伸び率は商品取扱高の伸び率と比較して限定的となった。

一方で、予約という販売手法の浸透を目的としたカタログ発行やプロモーション活動の多様化等により広告宣伝費や業務委託手数料等が増加し、販売費及び一般管理費は41億3000万円(26.9%増)となった。

当期利益は、前期にクラウンジュエルの買収に伴う段階取得に係る差益2億700万円を特別利益に計上した反動もあり、減益となった。

通期は、売上高417億円、営業利益104億4000万円、経常利益104億5000万円、当期利益63億7000万円の見通し。

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