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スズケン/4~12月は売上高1.7%増、営業利益44.5%増

2013年02月04日 / 決算

スズケンが2月4日に発表した2013年3月期第3四半期決算は、売上高1兆4295億5000万円(前年同期比1.7%増)、営業利益52億5300万円(44.5%増)、経常利益176億7600万円(13.3%増)、当期利益67億5200万円(17.5%減)となった。

医療用医薬品市場は、2012年4月に実施された薬価基準の引下げ(長期収載品の追加引下げを含む平均6.25%)の影響があるものの、高齢化の進展に伴う生活習慣病関連薬剤や新薬等の寄与により、緩やかながら伸長したものと推測している。

しかし、取引先ニーズの多様化・高度化への対応など、医薬品卸を取り巻く経営環境は厳しい状況にある。あらゆる構造改革を推進し、喫緊の課題は「コスト構造改革」であると考え、自社と子会社2社(スズケンロジコム、秋山物流サービス)において、9月30日を退職日とする希望退職者の募集を行なった。

694人の応募に伴う特別一時金などの発生により、特別損失として49億8400万円を計上した。

通期は、売上高1兆9140億円、営業利益134億1000万円、経常利益292億1000万円、当期利益140億円の見通し。

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