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高島屋/3~5月は売上高3.2%増、営業利益3.6%増

2013年07月01日 / 決算

高島屋が6月28日に発表した2014年2月期第1四半期決算は、売上高2140億700万円(前年同期比3.2%増)、営業利益60億9400万円(3.6%増)、経常利益77億1500万円(21.0%増)、当期利益40億1600万円(4.0%増)となった。

百貨店業の売上高は1890億8400万円(3.1%増)、営業利益は26億8900万円(8.0%増)となった。国内百貨店業の変革を掲げ、大型店の営業基盤強化や特徴化の推進、集客力強化に努めた。

大型店では、横浜店が全館改装の一環として婦人服・婦人雑貨の改装を実施し、売上が順調に推移した。

大阪店は梅田地区の新規商業施設開業があったが、南海会館ビルの一部返却に合わせた改装や地域密着の取り組みを実施し増収を維持した。

開店80周年の日本橋店は世田谷美術館で開催された「暮らしと美術と髙島屋」展と連動した文化催事など集客力強化に注力し好調に推移した。

株価上昇による資産効果等により、これまでも堅調に推移してきた特選衣料雑貨や宝飾品などの高額品が更に高い売上の伸びを示した。

大型5店とも増収となり、国内百貨店業は増収増益となった。海外では、タカシマヤ・シンガポールLTD.が中国正月、イースターなどのシーズンプロモーションにより売上が好調に推移したことに加え、円安による為替影響もあり増収増益となった。

通期は、売上高8970億円(3.1%増)、営業利益280億円、経常利益300億円、当期利益167億円の見通し。

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