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近鉄百貨店/3~5月は売上高0.3%減、営業利益19.1%増

2013年07月12日 / 決算

近鉄百貨店が7月12日に発表した2014年2月期第1四半期決算は、売上高654億400万円(前年同期比0.3%減)、営業利益6億9600万円(19.1%増)、経常利益4億8900万円(33.1%増)、当期利益2億9100万円(9.3%増)となった。

百貨店業では、地域中核店では、奈良店で婦人服・婦人洋品売場の再編集と大型専門店の導入を主
眼とする全館改装を、四日市店では書籍売場を地階に移設・拡大し回遊性を高めるとともに、婦人服売場等に新規ブランドを導入する改装を実施した。

専門店ビル事業ではHOOPの2階、3階、5階にファッション性の高い衣料品・雑貨の店舗を導入するなど、来春のあべのハルカス近鉄本店グランドオープンを照準に入れた全館改装を継続した。

近鉄パッセ(名古屋店)でもヤングに特化したファッションビルの魅力向上を図るべく、新しいパワーブランドショップを相次ぎオープンした。

春先の天候不順等により衣料品の販売が振るわなかったこともあり、売上高は減収となったが、諸経費の節減に努めたことに加え、高額品の販売が比較的好調に推移したこともあり、営業利益は増益となった。

通期は、売上高2900億円、営業利益46億円、経常利益34億円、当期利益19億円の見通し。

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