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ワコールHD/4~6月は売上高10.6%増、営業利益27.9%増

2013年07月31日 / 決算

ワコールホールディングスが7月31日に発表した2014年3月期第1四半期決算は、売上高479億6100万円(前年同期比10.6%増)、営業利益50億3800万円(27.9%増)、税引前当期利益55億7500万円(42.2%増)となった。

ワコールのワコールブランド事業本部は、天候不順の影響などにより4月、5月の売上は苦戦した。6月は夏物ブラジャーや肌着が好調に推移し、売上が回復した。

ボトムは、スタイルサイエンス商品群が低調に推移したが、一部の機能性アイテムは消費者の支持を得た。一方、ショーツはTVCM放映の効果もあり、順調に売上を伸ばした。

ワコールブランド事業本部全体の売上は計画通り推移したものの、店頭の商品入替え時期を変更したことにより返品が一時的に増加したため前年同期は下回った。

小売事業本部は、直営店「AMPHI(アンフィ)」やアウトレットモールで展開する「ワコールファクトリーストア」では、展開店舗数が増加したことや既存店舗が順調に推移したことにより、売上を伸ばした。

通信販売事業部は、インターネット販売は大きく売上を伸ばしたが、カタログ販売は天候不順の影響などにより伸び悩み、全体の売上は前年同期を下回った。

通期は、売上高1920億円、営業利益115億円、税引前当期利益120億円の見通し。

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