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ワコールHD/3月期は売上高3.1%増、営業利益22.0%減

2013年05月14日 / 決算

ワコールホールディングスが5月14日に発表した2013年3月期決算は、売上高1771億5400万円(前年同期比3.1%増)、営業利益80億9900万円(22.0%減)、税引前当期利益105億4400万円となった。

ワコールブランド事業本部は、ボトム商品は苦戦したが、主力アイテムのブラジャーは一部のキャンペーン商品や高価格帯のチャネル別ブランドが好調に推移した。

肌着は、他社商品や天候不順の影響もあり前年を下回った。一方、ショーツはTVCMを放映し、店頭での訴求を強化したことなどにより順調に推移した。ワコールブランド事業本部全体の売上は前期並みとなった。

小売事業本部は、直営店「AMPHI(アンフィ)」やアウトレットモールで展開する「ワコールファクトリーストア」は、展開店舗数が増加したことや既存店舗が好調に推移したことにより、売上を伸ばした結果、売上は前期を上回った。通信販売事業部は、カタログ販売、インターネット販売ともに順調に推移し、全体の売上は前期を越えた。

主力事業会社ワコールが堅調に推移し、ワコール事業(国内)セグメント全体の売上は前期並みとなった。利益面は、ワコールの利益率が改善したことなどにより、営業利益は前期を上回った。

来期は、売上高1920億円、営業利益115億円、税引前当期利益120億円の見通し。

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