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ワコールHD/4~12月は売上高1.3%減、営業利益55.4%減

2015年02月02日 / 決算

ワコールホールディングスが1月30日に発表した2015年3月期第3四半期決算は、売上高1439億8000万円(前年同期比1.3%減)、営業利益60億4700万円(55.4%減)、税引前当期利益85億4200万円(42.2%減)、株主に帰属する当期利益56億3100万円(39.7%減)となった。

小売事業本部は、直営店「AMPHI(アンフィ)」は粗利率の高い商品グループやスタイリストコラボ商品が売上をけん引した。アウトレットモールで展開する「ワコールファクトリーストア」もインバウンド対応(免税対応店拡大)が奏功し、事業本部全体の売上は前年同期を上回った。

ウエルネス事業部は、スポーツコンディショニングウェア「CW-X(シーダブリュ-エックス)」のほか、主力商品の店頭販売が低調に推移したため、事業部全体の売上は前年同期を下回った。

通信販売事業部は、インターネット販売は、10月からSNS向け広告や集客増のための販促策を実施したが、大きな効果はなく低調に推移した。カタログ販売は、冬号は立ち上がり好調に推移したものの後半失速し、事業部全体の売上は前年同期を大きく下回った。

通期は、売上高1920億円、営業利益58億円、税引前当期利益98億円、株主に帰属する当期利益63億円の見通し。

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