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三陽商会/1~9月は売上高2.0%減、営業利益40.1%増

2013年10月31日 / 決算

三陽商会が10月31日に発表した2013年12月期第3四半期決算は、売上高716億5600万円(前年同期比2.0%減)、営業利益31億8700万円(40.1%増)、経常利益34億8000万円(53.0%増)、当期損失3100万円(前期は3億1300万円の当期利益)だった。

7月は天候不順や夏のセールを6月末に前倒しした反動などの影響もあり低調だったが、9月は後半から気温も低くなり秋物衣料が好調に動いた。

従来からの方針に基づく積極的な営業活動を展開すると同時に、商品企画、販路の見直しや柔軟な生産調整等、環境変化に対応した経営に注力した。

業務の一層の効率化を追求するとともに、更なる発展に向けて前期に「中期経営戦略」を策定し、事業の選択と集中を基本方針に、業績の向上に努めた。抜本的な構造改革の施策の一つとして希望退職者の募集を行い、これに伴う費用として31億7000万円を特別損失に計上した。

通期は売上高1080億円、営業利益64億円、経常利益65億円、当期利益30億円の見通し。

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