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三陽商会/1~3月は売上高12.8%増、営業利益6倍

2012年04月27日 / 決算

三陽商会が4月27日に発表した2012年12月期第1四半期決算は、売上高264億3200万円(前年同期比12.8%増)、営業利益21億4100万円(500.6%増)、経常利益20億5900万円(前期は1億6600万円の経常利益)、当期利益11億7600万円(4億7300万円の当期損失)となった。

アパレル業界では、消費者の節約志向は依然として強いものの、昨年3月の震災の影響による落ち込みの反動や、3月中旬から暖かくなり出遅れていた春物衣料が伸びるなど、全体に前年を上回る状況で推移した。

従来からの方針に基づく積極的な営業活動を展開すると同時に、商品企画、販路の見直しや柔軟な生産調整等、環境変化に対応した経営に注力した。

業務の一層の効率化を追求するとともに、更なる発展に向けて今期に「中期経営戦略」を策定し、事業の選択と集中を基本方針に、業績の向上に努めた。

通期は売上高1080億円(3.2%増)、営業利益30億円(43.9%増)、経常利益28億円(69.4%増)、当期利益7億円(-)の見通し。

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