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三陽商会/1~9月の売上高5.8%増、営業利益69.6%増

2014年10月31日 / 決算

三陽商会が10月31日に発表した2014年12月期第3四半期は、売上高757億9400万円(前年同期比5.8%増)、営業利益54億500万円(69.6%増)、経常利益54億3000万円(56.0%増)、当期利益36億5500万円(前期は3100万円の当期損失)となった。

アパレル・ファッション業界では、消費者の節約志向は続いているが、景気回復の期待感や消費税率引き上げ前の駆け込み需要の影響などもあり、3月春物商戦は好調に推移した。

4月以降は消費増税や夏場の天候不順の影響により、店頭の売上は前年対比マイナス基調の動きだったが、9月は気温が低くなるなど天候にも恵まれ前年を上回る状況で推移した。

従来からの方針に基づく積極的な営業活動を展開すると同時に、商品企画、販路の見直しや柔軟な生産調整など、環境変化に対応した経営に注力した。

業務の一層の効率化を追求するとともに、事業の選択と集中を基本方針に、業績の向上に努めた。

通期は売上高1093億円、営業利益87億円、経常利益89億円、当期利益55億円の見通し。

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