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アスクル/5月期は売上高11.8%増、営業利益37.8%減

2014年07月04日 / 決算

アスクルが7月4日に発表した2014年5月期決算は、売上高2534億800万円(前年同期比11.8%増)、営業利益42億7600万円(37.8%減)、経常利益44億4900万円(38.6%減)、当期利益21億6500万円(62.8%減)となった。

前期から引き続き順調に業績を伸ばしているBtoB事業に加えて、BtoC事業の「LOHACO(ロハコ)」が新たなステージに突入したことにより、連結売上高が2桁成長し、第二世代のeコマースNo.1に向けた歩みが加速した。

一方、利益は、前年同期比で大幅な減益となったが、これは主に急速な成長ステージを迎えた「LOHACO」を早期に第2の経営の柱とすべく、認知度向上のために積極的に広告宣伝費を投入したことが影響した。

従来から自社の競争力の源泉である物流センターを、BtoB事業において最適化された仕組みからBtoC事業にも柔軟に対応する第二世代のEコマースの事業基盤に再構築するため、先行投資的な費用を集中投下した影響もあった。

「LOHACO」の売上の急拡大により、東西の基幹センターである「ASKUL Logi PARK 首都圏」、「大阪DMC」にて一時的に低下していた物流生産性は直近では大きく改善し、物流力に一層磨きがかかった。

来期は、売上高2770億円、営業利益65億円、経常利益64億6000万円、当期利益34億円の見通し。

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