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ペッパーフード/8期ぶりに復配

2014年12月15日 / 決算

ペッパーフードサービスは12月15日、2007年12月期以来、8期ぶりに復配をすると発表した。

2014年12月期に、1株あたり20円(普通配当10円、復配記念配当10円)の復配を実施する。

2007年の食中毒事故後、店舗数が減少、各店の売上も低迷し無配を継続していたが、徐々に業績が好転し、2012年2月にゴーイングコンサーン(継続企業の前提に疑義)が解除された。

ゴーイングコンサーンの解除を受け、上野駅前UENO3153やハウステンボスへの大型出店を開始した。昨年12月には、銀座に立ち食いステーキの新業態「いきなり!ステーキ」をオープンし、当初の予測を超えた売上・利益で、今期は一気に30店にまで拡大した。

その他の業態でも、牛たん仙台なとり、クニズ、ペッパーランチ等々の出店により、今期は国内35店舗の純増を達成する。店舗数純増も8期ぶりで、海外店舗も185店と順調に店舗数を増やしている。

堅調な業績推移により、昨年末には9億円超あった未処分損失を解消し、配当原資を充分に確保できる見通しとなった結果、8期ぶりに復配予定となった。

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