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大塚家具/業績下方修正、営業損失4億9600万円

2014年12月24日 / 決算

大塚家具は12月24日、特別利益と特別損失の計上、業績予想の修正を発表した。

自社保有の上場有価証券2銘柄の売却益7億4300万円を投資有価証券売却益として2014年12月期に計上する。一方、自社保有の固定資産のうち、収益性が低下した資産につき、減損損失3億5400万円を2014年12月期に計上する。

2014年12月期業績予想は、売上高555億4300万円(前回予想比3.2%減)、営業損失4億9600万円(2億7900万円の営業利益)、経常損失3億4200万円(4億4200万円の経常利益)、当期利益4億800万円(44.7%減)とした。

下期は、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動減が続く中、イメージ訴求と販売促進の両側面を強化した弾力的な広告活動を行い、需要喚起に努めた。

店舗では、販売促進策と連動した売り場づくりに注力するとともに、より魅力的な商品構成の実現に向けた在庫調整や為替動向を念頭とした価格調整を含む商品政策の見直しに着手、業務全般の効率化を企図した組織改編を行うなど、さまざまな見直しを図った。

売上に先行する受注は、11月には9.1%増まで持ち直したが、来期以降の売上見込み分が積み上がる一方、今期中での売上寄与が不十分であり、12月の足元の受注状況を勘案すると通期売上が前回予想を下回る可能性が高く、通期業績予想を修正する。

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