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カールスジュニア/来秋、都内に1号店、10年で150店体制目標

2014年12月24日 / トピックス商品店舗経営

エネルギー供給事業のミツウロコグループホールディングスの子会社カールスジュニアジャパンは2015年秋に、米国のハンバーガーチェーン「カールスジュニア」の1号店を都内に路面店形式で出店する。

<店舗外観>
カールスジュニア店舗外観写真

プレミアムバーガー専門店「カールスジュニア」レストランの国内1号店。今後、直営店とフランチャイズでの展開を行う。首都圏のフードコートや郊外ロードサイド路面店などで出店し、5年後に70店、FCロイヤリティを含む売上高50億円、10年後に150店、売上高120億円を計画する。

<店内>
カールスジュニア店内写真

カールスジュニアは1941年、米国カリフォルニアで創業、現在、世界34か国に3500店以上を展開する。バンズは店内で焼き上げ、肉はオーダーを受けてから焼き上げるチャコールグリルドバーガーを提供する。

<商品の一例>
カールスジュニア商品写真

看板メニューはプレミアムバーガーで現地価格は4ドル程度、基本メニューは数十種類と豊富に展開する。高品質なプレミアムバーガーとクイックサービスを手頃な価格で提供するクイックサービスレストランを掲げ、「EAT LIKE YOU MEAN IT」をキャッチコピーとしている。

日本では、ハンバーガー単品を400円前後、セットメニューを500円~700円程度のフルサービスで提供。ドリンクはドリンクバーを採用し、店内調理とあわせ他チェーンとの差別化を図る。

現在、国内展開へ向けて米国のレシピの再現を行っている。国内限定メニューも検討するが、現段階では本国の味の再現を優先し、具体的な予定はない。セットメニューは、500円を下限とする方針で、場合によっては700円を超えるメニューも投入する。

ミツウロコが提供するLPガスや石油の卸先の法人取引先で構成するミツウロコ会の会員には、ガソリンスタンドに飲食店を併設して運営する会員がいる。

今後、ミツウロコ会の会員が行なう事業の一つとして、カールスジュニアを提案。そのほか、幅広くフランチャイズを募集していきたいという。

なお、カールスジュニアは1989年に飲食事業を展開するフレンドリーが国内展開を実施、1994年ごろに国内店舗を完全閉店している。

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