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ブックオフ/3月期は売上高6.1%減、営業利益44.3%減

2015年05月08日 / 決算

ブックオフコーポレーションが5月8日に発表した2015年3月期決算は、売上高743億4700万円(前年同期比6.1%減)、営業利益11億2700万円(44.3%減)、経常利益16億7700万円(35.7%減)、当期利益1億5100万円(84.1%減)となった。

「BOOKOFF」を中心とした、総合リユースへの事業拡大を目指し、「BOOKOFF」を中心にさまざまなリユース商材を集めた大型複合店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」と「BOOKOFF」にアパレル商材を複合させた「BOOKOFF PLUS」をグループの中核パッケージとして出店とリニューアルを推進しており、「BOOKOFF SUPER BAZAAR」を1館、「BOOKOFF PLUS」を2館出店した。

「BOOKOFF」単独店から「BOOKOFF PLUS」へのリニューアルを5館で実施した。

売れにくい商品を中心とした原価低減施策の推進によるロスの削減や、タイトルごとの需給バランスを反映した書籍の値付けオペレーションの改善にも重点的に取り組んだ。

一方で、前連結会計年度から行っている不採算店舗の閉鎖や、「TSUTAYA」31店を運営するブラスメディアコーポレーションの全株式を日本出版販売に譲渡したことなどにより、売上高は減少した。

ブックオフオンライン事業における運送業者の宅配買取送料の値上げや業容拡大に向けた倉庫拡張などの投資、ハグオール事業における事業モデル構築のための先行投資、ヤフーとの提携事業に関連する店舗リニューアル費用や推進体制の強化などにより、販売費・一般管理費は増加した。

来期は、売上高750億円、営業利益5億円、経常利益10億円、当期利益3億円の見通し。

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