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イオンシネマ/ジュラシック・ワールドなど8作品で初のプレゼン対決

2015年07月02日 / トピックス商品

イオンシネマを展開するイオンエンタ-テイメントは7月2日、新橋の多目的ホール「スペースFS汐留」で、「第1回 イオンシネマグランプリ」を開催した。

<第1回 イオンシネマグランプリ>
第1回 イオンシネマグランプリ

夏休みを迎える7月~8月にかけて公開される洋画4作品、邦画4作品を選定。各映画の配給会社の宣伝マンによる映画のプレゼンテーション対決を行った。

一般的に映画館の来場者が最盛期を迎える夏休み前に、配給会社を越えて、共同で話題作りをすることで、来館者数の拡大を目指す。複数の配給会社の作品を放映するシネマコンプレックスの利点をイベントでも生かした。

ショッピングセンターにおいて、シネマコンプレックスは核店舗の総合スーパー「イオン」、フードコートなどと並ぶ集客力のある施設であり、映画の話題を喚起することで、ショッピングセンター全体への集客力を高めたいという。

<審査委員の有村昆さん>
審査委員の有村昆さん

「それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ」(公開日7月8日)、「ジュラシック・ワールド」(8月5日)、「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島」(7月4日)、「ターミネーター:新起動/ジェニス」(7月10日)、「脳漿炸裂(のうしょうさくれつ)ガール」(7月25日)、「ブラフマン」(7月4日)、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」(8月7日)、「ミニオンズ」(7月31日)の8作品が対決した。

<MVPの表彰>
MVPの表彰

映画コメンテーターの有村昆さんが審査員を務め、「映画の公式サイトで予告編が見れる状況の中で、人間が伝える熱が伝わるプレゼンテーションだった」との評価で、「ターミネーター:新起動/ジェニス」がMVPに選出された。

MVP選出作品は、イオンシネマ公式サイトに宣伝枠が付与され、全国で最大のスクリーン数を展開するイオンシネマでの観客動員をサポートする予定だ。

<ターミネーターのプレゼン>
ターミネーターのプレゼン

「ターミネーター:新起動/ジェニス」は、アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりに主演を務めた作品で、年齢の違うターミネーター同士が戦うのが見所。東京都理容生活衛生同業組合とタイアップし、映画に登場するジェニシスCUTができるキャンペーンも開催。自らもジェニシスCUTを体験した、宣伝マンがプレゼンテーションを盛り上げた。

<ミッション:インポッシブルのプレゼン>
ミッション:インポッシブルのプレゼン

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」は、スパイ組織との戦いを、主演のトム・クルーズ自らがスタントを演じて撮影した映画。地上5000フィートの飛行機のアクションが見所。

<アンパンマンのプレゼン>
アンパンマンのプレゼン

「それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ」は、登場人物のミージャの声優にタレントの大島優子さんを起用した。2歳の子どもからでも楽しめるよう、映画館の照明を真っ暗にせず薄暗くし、音量も子どもが驚かないように、小さめに調整。放映時間も67分と短めにし、子どもが初めて映画館を体験できる作品に仕上げた。

<シンドバッドのプレゼン>
シンドバッドのプレゼン

「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島」は、日本アニメーション40周年記念作品。シンドバッドの母親役に女優の薬師丸ひろ子を起用した。今年は、中学生以下のお客に、2回目以降の来場が無料となる「乗船パス」を配布。夏休みの子どもにとって両親とではなく、友達同士など子ども同士で映画を観ることも一つの冒険ととらえて、「乗船パス」を考案したという。

<ブラフマンのプレゼン>
ブラフマンのプレゼン

「ブラフマン」は実在するロックバンド「BRAHMAN(ブラフマン)」のドキュメンタリー。普段は見ることのできないメンバーの意外な側面などを知ることができる作品という。

<脳漿炸裂ガールのプレゼン>
脳漿炸裂ガールのプレゼン

「脳漿炸裂(のうしょうさくれつ)ガール」は、ニコニコ動画発の映画。脳漿炸裂ガールの関連動画再生回数は、2月の映画製作時は2500万回であったが、5月には4000万回を超えた注目作品という。

<ミニオンズのプレゼン>
ミニオンズのプレゼン

ミニオンズは、3Dアクションムービーで、ユニバーサル・ピクチャーズ史上NO.1を記録、日本でも大ヒットした映画「怪盗グルーのミニオン危機一発」のスピンオフ作品。「怪盗グルー」シリーズで大人気の、バナナが大好物な謎の生物ミニオンを、主役とした。

<ジュラシック・ワールドのプレゼン>
ジュラシック・ワールドのプレゼン

「ジュラシック・ワールド」は、全米でのオープンニング興行実績第1位となった、映画史に残る作品。アメリカでは公開3週連続1位を記録している。これまでの興行収入実績No.1の「アバター」を超える勢いの作品で、日本での公開予定日を2日前倒し、8月5日水曜日のレディースデー(女性は映画割引となる日)に変更した。

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