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TSIホールディングス/3~5月は売上高4.9%減、営業利益35.0%減

2015年07月14日 / 決算

TSIホールディングスが7月14日に発表した2016年2月期第1四半期決算は、売上高439億7700万円(前年同期比4.9%減)、営業利益15億9600万円(35.0%減)、経常利益21億4200万円(22.8%減)、当期利益8億5100万円(46.5%減)となった。

アパレル関連事業の売上高は、432億5500万円(4.7%減)となった。グループ各社は経営指標に新たなガイドラインを設定し、既存事業の収益化に向けて積極的に取り組むとともに、優良大型商業施設へ出店するなど、各々の事業領域に応じてさまざまな事業戦略を推進した。

長引く消費増税の影響によりマーケット状況がますます厳しくなる中、オリジナリティー豊かな商品政策と特色ある店舗戦略、さらには独自の宣伝手法により、ストリートカジュアルの「ステューシー」、ゴルフウエアの「パーリーゲイツ」「キャロウエイアパレル」、顧客対応型の「マーガレット・ハウエル」などの個性溢れるブランドを有する事業は、順調に伸長した。

新規事業・業態開発への取り組みとしては、アルページュの30代の大人のカジュアル市場に向けた大型新ブランド「マイストラーダ」の展開など、グループ各社は新たな事業領域への進出により収益力の拡大を目指した。

イーコマースの拡大戦略として、自社Webサイトと店舗のポイントの共通化の取り組み強化を図るとともに、スマートフォンユーザの取込みの一環として、スマートフォン用アプリケーションへの対応を充実することで利便性の向上を図った。

有力サードパーティへの出店を加速するなど、オムニチャネル化の推進により集客力の一層の拡大と売上高に占めるイーコマース化率を向上させた。

通期は、売上高1810億円、営業利益24億円、経常利益40億円、当期利益14億円の見通し。

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