スクロール／3月期は売上高5.4％増、営業利益35.2％増

2012年04月27日／決算

スクロールが4月27日に発表した2012年3月期決算は、売上高595億3600万円（前年同期比5.4％増）、営業利益21億7300万円（35.2％増）、経常利益25億2100万円（37.9％増）、当期利益5億7600万円（50.8％増）となった。

通販アパレル事業の売上高は239億6400万円（0.3％増）、営業利益は6億4000万円（12.8％増）となった。

リアル店舗の52週マーチャンダイジングをイメージした「SPA通販」の確立に取り組んだ。インターネットとカタログ媒体のハイブリッドを志向した媒体フォーメーションの再編成を行い、これまでの「RAPTY」と「おとなRAPTY」を統合し、秋シーズンから新「RAPTY」としてリニューアルした。

インターネット販売では、SNS（Social Networking Service）を活用した販売促進を推進するなど、F1層の購買行動に対応した新たな販促策を実施した。

生協販売では、日本生活協同組合連合会との取引開始40周年を記念したキャンペーンを1年を通して実施し、利用者の拡大に向けたスクロールブランドの浸透に取り組んだ。

来期は売上高630億円（5.8％増）、営業利益24億円（10.4％増）、経常利益26億円（3.1％増）、当期利益16億円（177.5％増）の見通し。

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