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伊藤忠食品/4~6月は売上高5.5%増、営業利益78.6%増

2015年07月28日 / 決算

伊藤忠食品が7月28日に発表した2016年3月期第1四半期決算は、売上高1566億600万円(前年同期比5.5%増)、営業利益5億7500万円(78.6%増)、経常利益8億600万円(39.6%増)、当期利益4億8100万円(18.9%増)となった。

食品流通業界では、訪日外国人数の増加や消費増税後の消費マインドに一部持ち直しの動きが見られるなど、明るい兆しが出てきているものの、業種・業態の垣根を越えた競争激化に加え、輸入原材料の高騰や人手不足によるコスト上昇懸念など、依然として厳しい事業環境が続いた。

グループは前期に引き続き「コンプライアンス」と「安定収益の確保」をミッションに掲げ、健全な企業収益の基盤となるコンプライアンスの徹底と、売上総利益に対する経費率の改善に注力した。

卸として新たな付加価値の創造にチャレンジし、新しい商品の発掘・開発を進めることで提案力向上に取り組んだ。

安全・安心で美味しい日本各地の地域産品を発掘し、これを全国に向けて発信、販売するという「地産全消」を目指した「地域産品プロジェクト」や、ブランド商品開発、健康食品分野の商品企画・提案などを推進した。

通期は、売上高6400億円、営業利益34億円、経常利益43億円、当期利益28億円の見通し。

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