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ケーズHD/4~6月の売上高4.6%減、営業利益9.8%増

2015年08月06日 / 決算

ケーズホールディングスが8月6日に発表した2016年3月期第1四半期決算によると、売上高は1435億6000万円(前年同期比4.6%減)、営業利益は24億500万円(9.8%増)、経常利益は37億6900万円(16.0%減)、当期利益は15億4200万円(44.5%減)となった。

売上高は消費税増税の影響が一巡したことにより、受注売上高は前年を超えたものの消費税増税前の駆け込み需要により前年同期に持ち越された受注残高の影響がなくなったこと、また前年4月のウィンドウズXPサポート終了に伴う買い換え需要の反動減、さらに前年6月末に関係会社2社を連結対象から除外した影響もあり、全体として前年同期を下回る結果となった。

利益面は、テレビの大画面・高画質商品への買い換えや節電・省エネ・安心・安全・健康志向により冷蔵庫、洗濯機、エアコン等の高付加価値商品が販売されたことで売上総利益、営業利益は前年同期を上回ったものの、仕入割引の減少や減損損失の増加により経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益はともに前年同期を下回る結果となった。

通期は、売上高6850億円(7.5%増)、営業利益220億円(18.7%増)、経常利益292億円(13.0%増)、当期利益168億円(11.8%増)を見込んでいる。

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