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J.フロント/3~11月は売上高2.5%増、営業利益22.0%増

2015年12月25日 / 決算

J.フロントリテイリングが12月25日に発表した2016年2月期第3四半期決算は、売上高8493億3300万円(前年同期比2.5%増)、営業利益309億3600万円(22.0%増)、経常利益318億3300万円(30.7%増)、当期利益184億4500万円(79.6%増)となった。

百貨店事業は、売上高5505億100万円(1.4%増)、営業利益167億3600万円(45.5%増)となった。

松坂屋名古屋店では、「地域のお客様に愛される上質な進化型百貨店」を目指して第3期改装計画をスタートさせた。その取組みの中で、10月には南館4階から6階に大型家電専門店「ヨドバシカメラ」が営業を開始した。

本館6階には新しい和の暮らしをプロデュースするコーナー「和らいふ小路」を、南館3階には免税カウンターを移設拡大してオープンした。

大丸心斎橋店、大丸神戸店、大丸京都店、大丸福岡天神店に、訪日外国人客向けに特化したショップ「ラオックス」をオープンした。

新規の決済サービスとして、中国最大のSNSサービス「WeChat(微信)」の展開する「WeChat Payment」を日本の百貨店で初めて導入した。

資本業務提携を行っている千趣会とは、商品の相互販売の取組みとして、来春からの本格的ショップ展開に向けて、千趣会で人気のブランド「Kcarat」の期間限定ショップを大丸神戸店、松坂屋名古屋店に展開した。

外商における成長戦略では、新規口座開拓を継続して推進した。富裕層マーケットは堅調に推移しており、今後のさらなるマーケット拡大に向け、商品、サービスの充実を進めている。

通期は、売上高1兆1800億円、営業利益470億円、経常利益465億円、当期利益255億円の見通し。

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