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高島屋/3~11月は売上高2.1%増、営業利益19.3%増

2015年12月25日 / 決算

高島屋が12月25日に発表した2016年2月期第3四半期決算は、売上高6695億3900万円(前年同期比2.1%増)、営業利益212億7600万円(19.3%増)、経常利益250億5200万円(21.8%増)、当期利益162億4900万円(24.7%増)となった。

営業収益は5878億5800万円(1.8%増)、営業利益は88億4600万円(25.3%増)となった。国内百貨店は、更なる増収を図るべく、成長マーケットに対して新たな取り組みを推進した。

10月7日に日本橋地区再開発計画の一環として83ブランドの世界最大級の品そろえを誇る時計専門店「タカシマヤウオッチメゾン」をオープンした。国内のお客を中心に好評を得ており、その後、海外の旅行者の来店も順調に伸ばした結果、売上は想定を大きく上回った。

既存店舗商圏の拡大を目指し、10月29日に神奈川県海老名市にオープンした「タカシマヤスタイルメゾン」は、郊外の30~40歳代ファミリー層を中心に支持を集め、横浜店との買いまわりにもつながった。

これまで堅調に推移してきたインバウンド売上についても、昨年10月の免税対象品目の拡大から一年経過した10月以降も80%増となるなど、引き続き好調に推移した。外商売上も大型店を中心に好調に推移し、売上全体を押し上げる主な要因となった。

通期は、売上高9330億円、営業利益340億円、経常利益380億円、当期利益237億円の見通し。

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