流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ブルボン/3月期、当期利益が中国の固定資産減損処理で大幅減

2013年05月02日 / 決算

ブルボンが4月30日に発表した2013年3月期の業績は、売上高1024億1900万円(前年同期比0.5%減)、営業利益22億6000万円(2.4%減)、経常利益26億4400万円(5.3%増)、当期利益4億9800万円(41.9%減)だった。

売上高は、ビスケット品目、豆菓子品目、キャンデー品目が伸張したことなどにより、前年並みに推移した。

利益面では、原油価格上昇や競争激化に伴う販売促進費の増加などにより、営業利益は減益となり、為替の影響により経常利益は前年同期を上回ったものの、当期利益は、中国の子会社が保有する固定資産の減損処理を行い、前年同期を大きく下回った。

来期は、流通チャネル別、取引先別のニーズ・要望への積極的な企画提案や新製品の開発を進めるとともに、商品と販売促進企画の連動性向上、販売ルートの開拓、多用途な自動販売機「プチモール」や通信販売などの展開推進、店頭を重視したマーケティング情報収集、地域に密着した細やかな営業活動に取り組むとしている。

業績の見通しは、売上高1040億円(1.5%増)、営業利益20億円(11.5%減)、経常利益21億円(20.6%減)、当期利益10億円(2倍)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧