流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





アサヒグループ/1~3月は増収、大幅増益

2014年05月02日 / 決算

アサヒグループホールディングスが5月2日に発表した2014年12月期第1四半期の業績は、売上高3750億4900万円(前年同期比10.0%増)、営業利益153億6800万円(2.5倍)、経常利益 101億6800万円(3.4倍)、当期利益26億9000万円(前年同期は16億1700万円の損失)だった。

酒類事業は、消費税増税前の駆け込み需要などで、ビール販売が伸び、売上高1930億3500万円(11.9%増)、営業利益は185億200万円(48.5%増)だった。

飲料事業は、アサヒ飲料とエルビーの売上が増加し、売上高976億1700万円(6.5%増)、売上の増加に加え、国内飲料事業の統合によるシナジーの創出などにより、営業損失が前年同期に比べ17億1300万円改善し、1億7100万円。

食品事業は、アサヒフードアンドヘルスケア、和光堂、天野実業が売上を堅調に拡大し、売上高は270億4400万円(13.8%増)、営業利益は、販売数量の増加や原材料コストの効率化を中心とした製造原価の低減などにより13億2200万円(4.5倍)。

国際事業は、中国事業が堅調に推移し、インドネシアの飲料事業の上乗せ効果などにより、売上高505億4800万円(8.6%増)、各事業の収益性が改善したことやのれん等償却費が減少したことなどにより、前年同期比で12億1500万円改善したものの、営業損失3億6100万円。

通期は、売上高1兆7500億円(2.1%増)、営業利益 1230億円(4.7%増)、経常利益1260億円(1.9%増)、当期利益670億円(8.5%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧