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キユーピー/2012年11月期は3割増益、サラダ・惣菜の売上堅調

2013年01月10日 / 決算

キユーピーは1月10日、2012年11月期連結決算を発表した。売上高は前期比3.8%増の5049億9700万円、営業利益は12.3%増の233億6800万円、経常利益は11.7%増の244億6700万円、純利益は30.1%増の122億9100万円となった。

同期は、サラダ・惣菜事業の売上が13.9%増と堅調に推移。調味料・加工食品事業も4.5%増と好調で、売上高を押し上げた。

前期に東日本大震災を受けて販促活動などを自粛したことから、2012年11月期は反動でマーケティング費用が増加したものの、販売好調を背景に利益は増加した。

震災の保険金受け取りや、連結子会社の株式追加取得による負ののれん発生益を特別利益として計上したことなどにより、純利益は大きく伸びた。

2013年11月期については、売上高を3.0%増の5200億円、営業利益を0.6%増の235億円、経常利益を2.3%減の239億円、純利益を1.7%増の125億円と予想している。

同期については、国内では新たな販路への挑戦などを進め、「持続的成長」を図る。

海外では、人口の増加や食の洋風化が進む中国や東南アジアにおいて、エリアのニーズを的確にとらえ、「飛躍的成長」を目指す。

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