東洋水産/4~12月期は3割増益、即席麺が好調
2013年02月01日 / 決算
東洋水産は1月31日、2013年3月期第3四半期(4~12月)決算を発表した。売上高は2578億9400万円(前年同期比7.6%増)、営業利益は231億1700万円(18.4%増)、経常利益は246億9900万円(20.9%増)、純利益は144億8900万円(31.4%増)だった。
国内の即席麺事業は10.7%増収。引き続き袋麺の「マルちゃん正麺」が好調だった。カップ麺では、基幹商品「赤いきつねうどん」「緑のたぬき天そば」などの売上が秋以降に伸長した。
海外即席麺事業の売上は80.4%増。原材料価格が安定したことや、値
上げ・拡販の効果、為替の影響などが寄与した。
通期予想は据え置いた。売上高を3300億円(前期比2.8%増)、営業利益を270億円(5.8%増)、経常利益を280億円(3.7%増)、純利益を170億円(5.5%増)と見込んでいる。