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大塚HD/4~12月期は2.9%増益、医療関連が好調

2013年02月13日 / 決算

大塚ホールディングスは2月13日、2013年3月期第3四半期(4~12月)決算を発表した。売上高は8925億6300万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は1314億1400万円(1.3%減)、経常利益は1408億4800万円(4.4%増)、純利益は911億9600万円(2.9%増)となった。

医療関連事業は増収。世界60か国・地域以上で上市されている抗精神病薬「エビリファイ」は、世界的に売上が拡大した。

ニュートラシューティカルズ関連事業は減収。「ポカリスエット」は、海外ではインドネシア、中国で力強い売上を示した。国内販売も10~12月期は伸びたものの、上半期の低迷を補うには至らなかった。

「カロリーメイト」はターゲットを絞ったプロモーション活動に加え、災害時などの帰宅困難者対策などに向けた営業活動を行ったが、販売は伸びなかった。

健粧品関連では、男性スキンケアブランド「UL・OS」(ウ
ル・オス)が順調。販売1周年となるスカルプシャンプーを中心としたマーケティング活動により、売上が伸びた。

通期予想は据え置き。売上高を1兆2000億円(前期比3.9%増)、営業利益を1650億円(11.0%増)、経常利益を1700億円(11.8%増)、純利益を1080億円(17.2%増)と予想している。

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