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大塚HD/4~6月期は実質20%増収、14%増益

2014年08月08日 / 経営

大塚ホールディングスは8月8日、2014年12月期(4~12月)第1四半期(4~6月)連結決算を発表した。

売上高は3863億円(前年同一期間比19.4%増)、営業利益は655億円(29.7%増)、経常利益は694億円(22.3%増)、純利益は452億円(14.0%増)だった。

同社は今期から、決算期を3月末から12月末に変更したため、今期は4~12月までの9か月決算となる。今4~6月期の比較対象となる数値は、前年同一期間(13年4~6月)と比較した参考値。

収益の柱である医療関連事業の売上高は13.0%増の2754億円、営業利益は20.8%増の656億円。60以上の国・地域で展開する抗精神病薬「エビリファイ」は、売上を10%以上拡大した。

「ポカリスエット」や「カロリーメイト」など、健康増進を目的とした飲食料品を扱うニュートラシューティカルズ関連事業の売上高は、2.3%減の770億円、営業利益は21.0%減の84億円。

「ボンカレー」といった通常の飲食料品などを扱う消費者関連事業の売上高は2.6%増の118億円。営業損益は1億円の黒字(前年同一期間は7.1億円の赤字)だった。

通期予想は据え置いた。売上高を1兆2000億円、営業利益を1900億円、経常利益を1950億円、純利益を1300億円と見込んでいる。

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