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日清製粉グループ/4~9月、営業利益21.0%増

2015年10月29日 / 決算

日清製粉グループ本社が10月29日発表した2016年3月期第2四半期の連結決算は、売上高が前年同期比11.9%増の2764億1000万円、営業利益は21.0%増の104億400万円、経常利益が16.8%増の127億9800万円、純利益は16.3%増の83億4300万円だった。

売り上げ面では、米国で製粉4工場買収後のPMI(Post Merger Integration:M&A後の統合プロセス)を推進、トルコのパスタ工場が稼働するなど、海外事業が拡大した。

国内では、製粉知多工場新ラインが本格稼働するなど、臨海大型工場への生産集約を進め、コスト競争力を強化。神戸の冷凍食品新工場が稼働、冷凍パスタの出荷を開始するなど拡販し、増収となった。

利益面は、原材料コストの上昇、戦略投資の減価償却費の増加などはあったが、加工食品事業の新製品や中食・惣菜、酵母・バイオ事業、健康食品事業などの販売が好調に推移。海外事業も伸長し、増益を計上した。

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