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パナソニックほか/発火の恐れで液晶プロジェクター回収

2008年12月03日 / 商品

パナソニック、シャープ、日本ビクターの3社は共同で12月2日、液晶プロジェクター製品が発火の恐れがあるとして使用中止と回収への協力を呼びかけた。

シャープが1990年1月から製造・販売した液晶プロジェクター「XV-101T」で、今までに2件の発火事故が起こっているため。2件とも電源プラグをコンセントに差し込んだスタンバイ状態で発火した事故だが、人的被害はないという。

3社は、今後の事故発生防止のため、シャープが製造・販売したロットだけでなく、シャープが製造しパナソニック、日本ビクターが販売した液晶プロジェクター(パナソニックは「TH-100CV1」、日本ビクターは「VX-100T1」)も同じ仕様のため回収する。

事故を起こしたシャープの「XV-101T」は、1990年1月-1991年6月の期間に7350台が生産された。同仕様の「PG-1000T」は1990年4月-1991年3月の間に987台が、「PG-X1000」は1990年11月-1991年5月に500台が生産された。「XV-T1Z」は1991年4月-1993年8月の間に7062台が生産されている。

シャープがOEM供給しパナソニックが販売した「TH-100CV1」は1991年7月-8月の1ヶ月間 に500を販売。ビクターがOEM供給を受けた「VX-100T1」は、1991年12月-1992年1月の期間中200台が販売されている。

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