流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





全国消費者団体連合会/事故米対応で政府に要望

2008年09月25日 / 商品

全国消費者団体連合会は9月18日、福田康雄首相に対し、要望書「「事故米」問題に係る政府の対応についての意見と要望」を提出。食の安全の回復など対策の立案と情報提供などを要望した。

要望書では、事故米問題で儲けのためには手段を選ばず不正を働いた事業者は,多くのまじめな事業者をもだまし、食品事業者への消費者の信頼を著しく失墜させたと糾弾。不正事業者への厳重な処分と流通ルートの徹底究明と公表、発覚していない不正の摘発と再発防止のスキーム構築を求めている。

また、農林水産省の責任の所在を明確化し、ミニマムアクセスの輸入米で、検疫で食品衛生法違反が判明したものは即輸出国に返還することなど、抜本的な改善策の確立も求めた。さらに、9月10日の消費者安全情報統括官会議では農水省の報告に終始し、総合的な対策の検討と実施が行われていないと指摘。消費者の立場に立った総合的な対策の検討と実施、迅速な情報提供もあわせて求めている。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧