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公取委/牛肉偽装表示でフーディーズに排除命令

2009年04月01日 / 商品

公正取引委員会は3月31日、フーディーズ(東京都中央区)が運営する外食店「焼肉酒家傳々」などのメニュー表示を調査し、使用している牛肉や内蔵が自社のウェブサイトで謳っている神戸ビーフ、但馬牛ではなかったとして排除命令を出した。

公取委の調査によると、2007年6月頃-2008年9月頃の期間中、フーディーズは牛の正肉を用いる料理に、但馬牛の中でも厳選された神戸ビーフを用いているかのように表示していた。牛の内臓を用いる料理は但馬牛のものを用いているかのように表示していたが、生肉の大半が神戸ビーフではなく、内臓も大部分が但馬牛ではなかった。

公取委は、これらの表示が景品表示法第4条第1項第1号に違反したとして、今後この表示をしないこと、再発防止策を講じることなどを命じた。

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