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農林水産省／精米、もち精米の不適正表示に行政指導

2008年10月20日 ／ 商品

農林水産省は10月17日、農産物検査法による証明を受けていない米穀を販売したとして、かも有機米（新潟県加茂市）に行政指導を実施したと発表した。かも有機米は、指定仕入業者以外から仕入れた原料玄米に仕入業者の名前を冠して販売した。また農産物検査法による証明を受けていない未検査米のもち米を「2007年産」と表示して販売したため行政指導の対象となった。

農水省によると、かも有機米は2007年10月1日から2008年6月25日までの間、業者以外から仕入れた「あきたこまち（2007年産）」を、業者が発行した「2007年産計画外米出荷指図書」を改ざんし、確認されているだけで1251.90トンを偽装表示し販売した。

また2007年8月13日から2008年3月27日までの間、業務を停止した北東北支店を販売者として表示した袋詰精米のうち、由来が不明な原料もち玄米を精米して「2007年産」と表示を偽装し120kg（1kg詰め120袋）を販売した。状況を把握した農林水産省は、表示の適正化と社内チェック体制の強化などを指示、改善状況を農林水産相宛に提出するよう命じた。

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