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イオン/CO2排出量表示の野菜発売

2010年12月07日 / トピックス商品

イオンは12月8日、9日、東京都品川区のジャスコ品川シーサイド店で、宮崎県とJA宮崎経済連、生産者の協力のもと、カーボンフットプリント(CFP)付野菜として、イオンのプライベートブランド(PB)「トップバリュグリーンアイ 宮崎県産ピーマン」(税込98円)を先行販売する。
<カーボンフットプリント付宮崎産ピーマン>20101207ionyasai.jpg
CFPとは、商品の原材料から加工段階、流通、消費、廃棄、リサイクルまで商品のライフサイクルで発生するCO2排出量を表示する取り組み。イオンによると、CFP付野菜は国内で初めてという。
2011年早々から、グループのジャスコ、サティ、マックスバリュ、イオンなど約500店舗にて本格展開する予定だ。
イオンは2001年から、宮崎県とJA宮崎経済連とで構成する「みやざきブランド推進本部」と協力しながら、トップバリュグリーンアイ農産物の生産において、環境保全に配慮した生産方法に取り組んでいる。
その一環として、トップバリュグリーンアイ宮崎県産ピーマンに、商品の原材料から加工段階、流通、消費、廃棄、リサイクルまで商品のライフサイクルで発生する二酸化炭素排出量を表すCFPを表示する取り組みを進め、このたび国のCFP制度試行事業において検証を受けた結果、「野菜としては国内で初めて商品へのCFP表示が認められた」(同社)という。
CFP商品の店頭販売は、身近な商品の二酸化炭素排出量を知らせする事で、より多くの人に環境への関心を高めてもらえる。
企業として、商品のライフサイクルの各過程で発生する二酸化炭素量を把握することで、二酸化炭素削減の取り組みをさらに進めることができ、サプライチェーンにおけるムダの削減によるコスト改善につながるという。

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