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農水大臣/消費者に米の「買いだめを行わない、冷静な消費行動」メッセージ

2011年03月21日 / 商品

農林水産省は3月20日、消費者に米の必要以上に買いだめを行わない等、冷静な消費行動をお願いするメッセージを発表した。

米について、被災地以外で、店頭において品薄な状態が発生しているが、震災後の支援物資輸送の優先と、道路の渋滞や給油の不如意等を背景とした物流の混乱が原因。

米は、6月末の民間在庫量は200万トン程度、政府の備蓄米が約100万トンと需要量に十分見合う生産量が確保している。

なお、同省では、円滑な供給の回復が速やかに図られるよう、流通業者等に対して、出荷・販売の促進を強く指導していくとしている。

同省では、経済産業省等と連携して、全国各地から首都圏に米を運ぶトラックへの燃料供給を優先的に手配する取組を始めている。

3月19日には、首都圏に対して大量の玄米(精米換算1350トン)が供給され、945万食に相当する米が、3月20日から順次、スーパー等の店頭に並ぶ予定。

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