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厚労省/焼肉酒家えびすの食中毒発症計98名、死者4名、重症24名

2011年05月09日 / 商品店舗

厚生労働省は5月9日、飲食チェーン店「焼肉酒家えびす」での腸管出血性大腸菌食中毒事件の有症者数は計98名、うち死者4名、重症24名になったと発表した。
4月27日、富山県が焼肉酒家えびす砺波店で腸管出血性大腸菌O111を病因物質として疑い、食中毒の発生を公表、その後「高岡駅南店」(富山県)、「福井渕店」(福井県)、「富山山室店」(富山市)でも食中毒の発生を公表した。
焼肉酒家えびす砺波店は4月27日に営業停止処分、駅南店は4月30日営業停止処分、福井渕店5月2日営業停止処分、富山山室店は5月6日営業停止処分となっている。
同省では、情報の集約、国立感染症研究所の疫学専門家の派遣など原因究明調査の支援のほか、再発防止の観点から都道府県等における生食用食肉を取り扱う営業施設に対する緊急監視を行っている。
なお、焼肉酒家えびすは4月27日より生食用食肉(ユッケ)の販売自粛、4月29日から全店舗の営業自粛をしている。

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