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あきんどスシロー/1皿189円の吟味ネタを導入

2013年04月16日 / 商品

あきんどスシローは4月16日、1皿189円の商品を販売する「スシロー189」プロジェクトを本格展開すると発表した。

<(中央)豊崎社長(右)加藤専務>

スシローは全皿105円の回転寿司を展開するが、4月から首都圏を中心に189円の商品を投入。順次、展開店舗を拡大し、8月上旬までには全店に拡大する予定だ。189円の商品は昨年夏から、関西の一部店舗でテスト販売を実施していた。

豊崎賢一社長は「これまでもネタの量を減らしたり、小さくすれば105円でも提供できる商品だが、寿司はネタとシャリのバランスが大切でおいしいものは出せなかった。今回、189円という価格設定をしたことで、倍の価格を払っても良いと感じられる商品を開発できた」と商品を説明した。

189円の商品は、うに、いくら、本マグロ大トロ、同中トロ、活赤貝、炙りあなご、炙り金目鯛、活絞めしまあじ、活蝦夷あわび、生サーモン、炙り上うなぎ、生ほたて、店内ゆで天然大えび、手巻き上鉄火、活絞めひらまさ、たいらぎ、白えび、とり貝など25品目程度を提供する予定。

店舗により異なるが、毎月25品のうち5~10品目程度を、旬にあわせて提供する計画だ。

豊崎社長は「創業当初は寿司を腹いっぱいに食べてもらうことが使命だったが、いまは品質が求められている。4人に1人が60歳以上となる中で、シャリを残す人や二人で1貫ずつ1皿を食べるお客が増えてきた。おいしいネタを種類豊富に、いっぱい食べたいニーズは、間違いなくある」と商品開発の背景を語った。

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