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H&M/文化ファッション大学院と共同プロジェクト

2014年09月17日 / トピックス商品

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H&Mは9月17日、文化ファッション大学院大学との共同プロジェクト「ストリート・アウトドア・プロジェクト」の優勝チームを発表した。

<優勝チーム>
優勝チーム

優勝者チームは、デザイナーとして参加した、ファッション・デザイン・コースより椎尾絵里子さん、パタンナーとして参加したファッション・テクノロジー・コースよりチョン・ジャウォンさんとなった。

2人はサムライをテーマとし、現代のトレンドとサムライからのインスピレーションを得て、アウトドアジャケット、シャツ、ハーフショーツ、ニットレギンスを作成した。

椎尾さんとチョンさんは、10月にスウェーデン、ストックホルムの本社でインターンシップを経験する権利を獲得した。今回審査をした、スポーツ・デザインチームに入り、実際にデザイナー・アシスタントとして職務を経験してもらう。

これまでロンドンのセントマーチン美術大学などと同様の取り組みを行なってきたが、アジアの学校との共同で行なうのは今回が初めて。

ファッションデザインコースとファッションテクノロジーコースに在籍する学生が協力して、20~40歳の都会的な男性に向けた機能的なアウトドア・ウエアの開発に取り組んだ。

<ペテル・クルーセル氏>
ペテル・クルーセル氏

プロジェクトでは、スポーツ部門ディビジョン・デザイナーのペテル・クルーセル氏、パターンメーカーのリサ・スコグランド氏、プロダクトデザイナーの沼田修平氏らが4月から3回の講義を実施し、9月の最終講義にファイナリストを決定した。

ストリート・アウトドア・プロジェクトは、去年H&M for Brick Lane bikesコレクションや、マウリッツ・アーカイブ・コレクションなどを手がけた、H&Mメンズ・カジュアル、スポーツ部門ディビジョン・デザイナーのペテル・クルーセルを筆頭にしたプロジェクト。

H&Mのデザインチームが実際に行なっている商品開発のプロセスを取り入れたコンテストで、生徒にH&Mでの働き方を実際に体験してもらうことが狙いの企画。

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