ファミリーマート/3~5月は売上高11.9%増、営業利益23.3%増
2015年07月02日 / 決算
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ファミリーマートが7月2日に発表した2016年2月期第1四半期決算は、売上高991億9900万円(前年同期比11.9%増)、営業利益111億2200万円(23.3%増)、経常利益115億100万円(19.9%増)、当期利益33億9800万円(75.8%減)となった。
国内のコンビニエンスストア事業は、開発面では、「1万店を超えるチェーンを健全に成長させるための出店」という考え方で、戦略的なB&S(ビルド&スクラップ)やB&B(ビルド&ビルド)、他業態との一体型店舗・駅ナカ売店などのニューマーケット、更には高日商が期待できる潜在マーケットなど、投資に対するリターンが確実に見込める新規出店を推進した。
運営面では、お客ファーストで考え、加盟店とともに「お客様にとってより良いお店づくり」に取組み、チェーン全体の実行力を高めるため、店舗運営力の向上を図るとともに、SV指導力を強化した。
プロモーション面では、4月に、税込700円以上の買い上げごとに、店頭でのくじ引きで人気商品の引換券やキャラクターグッズがその場で当たる「ファミマ春フェスタ」を実施し、客数と客単価の向上に寄与した。
ファミマ・ドット・コムでは、エンターテインメント事業を中心とした総合的戦略を加速させ、各興行の主催者との協業を強化することにより、チケット販売のみならず、ファミリーマート店頭やネットショッピングサイト「famima.com」での関連商品の販売拡大に取り組むなど、ネットビジネス事業を更に充実させた。
通期は、売上高4118億円、営業利益469億円、経常利益487億円、当期利益210億円の見通し。