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LINE/マンガで出版事業に参入

2015年10月26日 / トピックス商品

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LINEは10月23日、スマートフォン向け無料電子コミックサービス「LINEマンガ」で、新たに出版事業に参入すると発表した。

<LINEマンガ>
LINEマンガ

第1弾として、レーベル名「LINEコミックス」のもと、同サービスで展開しているフルカラーのオリジナル作品2タイトルを発刊・コミックス化し、来年1月15日から、全国の書店で販売する。

「LINEマンガ」は、特別な電子ブックリーダー端末不要で、気軽にマンガ・ライトノベル作品が楽しめるスマートフォン向け電子コミックサービス。

2013年4月のサービス開始以降、約100社以上の出版社・レーベルを通じ、現在までに約10万点以上のバリエーション豊富なタイトルを提供、累計ダウンロード数は1100万件を突破した。

「LINEマンガ」では国内の出版社・レーベルから提供いただいているマンガに加え、「LINEマンガ編集部」が手掛ける全編フルカラーのオリジナル作品の無料連載を展開する。

出版事業は、オリジナル作品における更なるユーザーとの接点の拡大を目的としており、新たに設立したレーベル「LINEコミックス」のコミックスとして自社発行のもと、日販アイ・ピー・エスが販売協力する形で全国の書店で、発売する。

第1弾は「ハードボイルド園児宇宙くん」「マリーミー!」といったオリジナルマンガでも人気が高く読者数が月間50万人を越える2タイトルで、今後も随時人気タイトルをコミックス化する予定だ。

「LINEコミックス」から出版するコミックスは、購入者特典として対象のコミックスを購入すると該当マンガ作品のスタンプを無料でダウンロードすることができる「スタンプ付きマンガ」の仕組みを取り入れ、スタンプを通じたコミュニケーションを行うことで作品との出会いの場を拡大する。

スタンプはコミックス購入者しか手に入らない限定スタンプで、既存の「LINEマンガ」ユーザーのほか、新規顧客においてもコミックスを購入する機会を提供する。

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