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味の素/連作障害を軽減する「土壌再生炭」新発売

2012年12月03日 / 商品

味の素は、連作障害を軽減する土壌改良材「土壌再生炭」を発売した。うま味調味料の製造時に使用され、これまでは廃棄物として処理してきた使用済みの活性炭を原料とする。

連作障害とは、同じ土壌で同じ作物を栽培し続けることで、土壌の養分が不足したり、作物に有害な病原菌が繁殖したりする状態をいう。

農業では古くから、土質を改善するために木炭や練炭などが使用されてきた。中でも、活性炭は木炭よりも土中の有害物質の吸着に優れた効果を発揮するとされる。さらに、活性炭に多くみられる穴は、微生物のすみかとなることから、微生物の活動を活発化させるという。

今回発売される「土壌再生炭」は、うま味調味料の製造時に使用した活性炭を原料としており、連作障害の軽減や土質の改良が期待されている。

■商品概要
容量:25l(封入時)
価格:オープン価格

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