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味の素/うまみ調味料の発酵液用いた肥料新発売、農業資材事業に本腰

2012年12月05日 / 商品

味の素は、うま味調味料の生産過程で生成される発酵液を用いた肥料「アジフォル アミノガード」を12月から発売する。

<アジフォル アミノガード 1300g>                          アジフォル アミノガード 1300g

同製品は葉面散布剤として、葉から液体肥料を直接吸収させる形で使われる。同社は「うま味成分」などのアミノ酸の生産に、微生物による発酵法を用いている。その過程で生成される栄養素を豊富に含む発酵液を肥料として利用する。

すでに、この発酵液を用いた葉面散布剤「AJIFOL(アジフォル)」をブラジルなどの海外で販売しており、アジフォルを使うことで農薬の使用量が減ったなどの声を受け、新商品の開発に至った。新商品の「アジフォル アミノガード」は、発酵液を原料に、アミノ酸や植物の生育に必須の微量栄養素などを最適な比率で配合しているという。

同社はこれまで、調味料の開発を通じて得たノウハウや材料をもとに、特徴ある農業資材を発売してきた。今後も、農業資材事業を拡大していく方針だ。

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