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消費者庁/花王の炭酸飲料含む6食品のトクホ表示を許可

2014年07月23日 / 商品

消費者庁は7月22日、花王の炭酸飲料などを含む6品について、「特定保健用食品(トクホ)」の表示を許可すると発表した。

このうち、消費者委員会による諮問を経て新規の許可を受けたのは、花王の炭酸飲料「ヘルシアスパークリングバレンシアオレンジフレーバー」と、同「ヘルシアスパークリングa」の2品。ともに、茶カテキンを豊富に含んでおり、エネルギーとして脂肪を消費しやすくなるため、体脂肪が気になる人に適しているという。

商品のリニューアルや他社からトクホを導入する際などに比較的簡単に許可を受けることができる「再許可」タイプとしては、2品が許可された。

1品めは、モンデリーズ・ジャパンのチューインガム「リカルデント ベリーミント」。乳たんぱく分解物の「CPP-ACP」がむし歯の始まりを抑制し、再石灰化を促すなどの働きをするため、歯を丈夫で健康にするという。

「再許可」タイプの2品めは、東洋新薬の粉末飲料「キトサン大麦若葉 花まる青汁」。コレステロールの吸収を抑え、血清コレステロールを低下させる働きのあるキトサンを配合している。

これまでの許可件数が多く、科学的根拠が蓄積されていることから、作成された規格基準を満たすだけで許可を受けられる「規格基準型」では、佐藤園の茶系飲料2品が許可された。

許可を受けたのは、「焙じ力茶」と「緑の力茶 濃い味」。ともに、食物繊維として「難消化性デキストリン」を配合。糖の吸収をおだやかにするため、食後の血糖値が気になる人に適しているという。

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