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農水省/7産品の地理的表示(GI)登録を発表

2015年12月22日 / 行政

農林水産省は12月22日、今年6月1日に施行された特定農林水産物等の名称の保護に関する法律(地理的表示法)に基づき、7産品の地理的表示(GI)登録を発表した。

地理的表示(GI)保護制度は、地域で長年育まれた特別な生産方法によって、高い品質や評価を獲得している農林水産物・食品の名称を品質の基準とともに国に登録し、知的財産として保護するもの。

認定されたのは「あおもりカシス」(あおもりカシスの会)、「但馬牛」(神戸肉流通推進協議会)、「神戸ビーフ」(神戸肉流通推進協議会)、「夕張メロン」(夕張市農業協同組合)、「八女伝統本玉露」(八女伝統本玉露推進協議会)、「江戸崎かぼちゃ」(稲敷農業協同組合)、「鹿児島の壺造り黒酢」(鹿児島県天然つぼづくり米酢協議会)。

抽選により、認定第1号は「あおもりカシス」となった。

<認定第1号の「あおもりカシス」、石岡大亮・あおもりカシスの会長>
認定第1号の「あおもりカシス」、石岡大亮・あおもりカシスの会長

森山裕農林水産大臣は、「今回認定を受けた7点は、長い年月を重ねた、その地域でしか生み出せない産品。日本国内での知名度向上、販売拡大はもちろん、輸出も積極的に進めていただき、攻めの農林水産政策の一翼を担っていただきたい」とエールを送った。

<森山裕農林水産大臣と7産品の地域の代表者>
森山裕農林水産大臣と7産品の地域の代表者

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