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ネクスウェイ/本部・店舗間コミュニケーション分析サービス開始

2009年10月21日 / IT・システム

ネクスウェイは10月21日、多店舗を展開している流通、小売業の企業向けに新サービス「本部・店舗間コミュニケーション分析サービス」を26日から提供すると発表した。

企業の本部と各店舗との間でのメール、FAX、書面、電話などによる業務上の指示、連絡などの発信元、発信先、分量などを分析し、多店舗展開企業の企業内コミュニケーションの実態を企業の本部にレポートするもの。利用料金は50万円。

本部・店舗間コミュニケーション分析サービスは、サービスを受けた場合、店舗への業務指示の徹底、コミュニケーションロスによる生産性の低下の防止、コミュニケーションの効率化によるコスト削減などを支援する。また、自社の本部・店舗間コミュニケーションの改善ポイントを5分で自己診断できる簡易なチェックシートも合わせて作成しており、このツールは希望者に無償で配布される。

サービスの内容は、ネクスウェイが対象期間内のメール、FAX、書面などによる企業の本部の各部署と調査対象の店舗との情報のやりとりの日時、発信部署、内容、量などを調査、分析する。その結果と今後解決すべき課題についてレポートを作成し、レポートにより企業の本部は店舗の情報処理作業の負荷の程度や、本部の指示がどの程度店舗スタッフに認識されているかなどの課題を定量的、視覚的に把握できるようになる。

同社が2008年1月より提供している多店舗運営支援ポータル、「店舗matic」の導入を検討している企業だけでなく、店舗maticとは別個のサービスで、店舗maticを導入する義務は生じないためそれ以外の企業に対してもサービスを提供する。希望者には、レポートで判明したコミュニケーション上の課題の店舗maticによる解決を提案する。

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