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大和実業/全業態・全店舗のPOSシステム刷新

2009年12月08日 / IT・システム

大和実業は12月8日、エスカイヤクラブ、やぐら茶屋などの飲食店舗全15業態・71店舗に、NECインフロンティアのPOSターミナル「TWINPOS5500Ui」と外食産業向けトータルソリューションパッケージ「Food Frontia」を導入したと発表した。

大和実業は、従来は自社専用に設計されたシステムを使用し、必要な機能は充たしているが独自システムのため、初期のシステム構築費用や仕様追加のためのカスタマイズなどにコストがかかっていた。

今回、独自の店舗運営ノウハウは継承しながら一般の外食業界のノウハウも参考にして、顧客へのサービス向上のためPOSシステム刷新を検討した。その結果、異業態を多数展開する経営形態にも対応するシステムの汎用性、低障害率と現代的なデザインが評価し、TWINPOS5500UiとFood Frontiaが採用した。

Food Frontiaはワンパッケージで幅広い機能に対応し、多様な業態を展開する大和実業の経営形態にマッチしている。NECインフロンティアは各店舗のフロア在席状況などを一覧で表示し、営業時間による客層の違いを区別し精度の高いデータ分析をするため、昼/夜のPOSデータを別管理にする運用など必要機能のほとんどを標準パッケージ機能でカバーし、標準外の個別カスタマイズは最低限で済ませたとしている。

今後の新業態立ち上げでも、Food Frontiaの汎用性とシステム拡張性でスムーズなPOSシステムの拡張や増設が可能と期待している。

TWINPOS5500Uiは記憶媒体にハードディスクでなく、フラッシュメモリを用いたソリッドステートドライブを採用しているため、従来より高速に読み書きでき、ハードディスクに多かったディスククラッシュ障害が発生しない利点がある。

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