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富士通／顧客管理・課金ソリューション「Bitsolino」を商品化

2009年03月25日 ／ IT・システム

富士通は3月25日、SaaS、MVNOなど新規ビジネスの早期立ち上げを支援する顧客管理・課金ソリューション「Bitsolino」を開発したと発表した。

Bitsolinoは、課金システムなどの開発期間が従来の独自開発などと比較して約30％短縮でき、必要な機能を組み合わせたシステムが構築できる。システム稼働後も、加入者の増加などに対応するための機能追加などが柔軟に行えるという。

Bitsolinoのラインナップはソリューションの「Bitsolino-Basale」と パッケージ「Bitsolino-Lieve」で構成。Bitsolino-Basaleは、事業者の顧客管理・課金システムに共通する概念データモデルや課金ルール、フレームワークをベースに、事業者ごとに異なる業務画面、帳票などの機能を組み合わせることが可能。

また過去に構築した、類似機能を持つシステムの中から抽出した汎用的に流用可能な処理機能を活用、事業者ごとの業務要件を反映したシステムを短期に実現する。

Bitsolino-Lieveは、中小規模システムや、必要最低限の機能で早期・安価に導入したい事業者向けのパッケージ。プロジェクトスタートから最短で3か月で導入でき、管理情報の追加や操作性など、要望を柔軟に取り入れたシステム構築が可能。

提供価格はBitsolino-Basaleは随時見積りで、秋以降順次引き合いや受注を受け付け、Bitsolino-Lieveは1ライセンス／サーバ1台で500万円からで、2011年度末までに累計売上60億円を見込んでいる。

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