日本アクセス/春季フードコンベンションで冷凍食品の新戦略、店舗DXなど紹介
2026年01月28日 14:38 / 経営
日本アクセスは1月28・29日、パシフィコ横浜(横浜市西区)で「東日本 春季フードコンベンション2026」を開催する。
同社のマーケティングブースでは、「十人十色から『ひとり十色』、多様な価値観で消費者と向き合うグラデーション社会」という方向性を示した。
同社が開催する人気企画で、冷凍食品・アイスの食べ放題イベント「チン!するレストラン」から、今春発売する個食タイプの冷凍野菜が発表された。
「Delcy チン!する温野菜」(参考売価税別208円)、「Delcy チン!する彩り温野菜」(208円)、「Delcy チン!する私のポテトサラダ」(198円)、「Delcy チン!する私のかぼちゃとお芋のサラダ」(198円)の4品。
大容量商品が多い冷凍野菜だが、今春、手軽に野菜不足を解消できる個食タイプを市場に投入。電子レンジ調理で袋のまま食卓に出せる。アレンジがしやすく、手作り感もある商品だ。
パッケージには「チン!するレストラン」のロゴが入っており、視認性と認知度を高めるデザインとなっている。
なお、「チン!するレストラン」を実施すると、開催したスーパーマーケットでは冷凍食品の売上高が前年比9%アップ。プライベートブランドの冷凍食品の売上高が、イベント前の4週間に比べ4割増加した企業もあったという。
イベント参加者の冷凍食品購入単価が、イベント前週4週間比6%増となったスーパーもあった。
また、同社は製配販一体となって市場を創出する「朝食向上委員会(仮)」を展開している。
若い世代を中心に朝食をとらない家庭が増えており、菓子やフルーツなどワンハンドで、手軽に食べられる食品を組み合わせた朝食提案で、マーケットの拡大を狙う。
昨年実施した企画では、ターゲットを絞らず幅広く朝食を訴求していた従来の朝食フェアをリニューアル。朝食欠食者を最優先ターゲットとして、態度変容を促し、朝食習慣化を目指す企画に変更した。
それにより、対象商品の販売金額は前年比33%増、カテゴリーを横断したチラシ掲載では約2倍の買い合わせ(シーチキンマイルド&シャキッとコーンなど)がアップした事例も見られた。
さらに、シフト作成・作業の割り当てなど店舗スタッフの働き方の多様化を支援する「ハイソルシフト」といった店舗DXを手掛けるHRソリューションズが出展。年収の壁が上がろうとしている現在、煩雑なシフト管理をDXで支援するシステムを紹介している。
「ハイソルシフト」は、客数予測から人時と作業割り当てをモデル化したシフトを作成できる。適正人時の配置実現、店長の作業時間削減につながる。
従業員のアプリと連携したメッセージ機能が付いており、店舗のコミュニケーション向上にも貢献。他社の勤怠システムとの連携も可能だという。
そのほか、商品では、2025年流行し、トレンドが続くと予想されるアサイーボウル、若い世代中心に人気の韓国食品、売り上げへの貢献が注目されている冷凍駅弁などが出展している。
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<朝食向上委員会(仮)で市場拡大へ>
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<Delcy チン!する私のかぼちゃとお芋のサラダ>
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<冷凍駅弁で売上アップ>
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<アサイー推しが各所で見られた>
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<ひとり十色のマーケティングへ>
取材・執筆 鹿野島智子
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