日本NCR/POSシステムアプリケーションで国際認証を取得
2008年09月18日 / IT・システム
日本NCRは9月17日、販売時点情報管理(POS)システム端末向けカード決済アプリケーション「NCR リアルゲイト ペイメント」が、国際的なセキュリティ基準のである PABP(Payment Application Best Practice)認定を取得したと発表した。
NCR リアルゲイト ペイメントは、既存のPOSアプリケーションとは独立してカード決済の部分をパッケージ化したソフトウェア。今回の認定取得では、PAPBの開発元、ビザ・インターナショナルが認定取得プロセスを提供し、認定審査機関としてNTTデータ・セキュリティがコンサルティングや認定監査などの支援作業を行った。米国では、カード情報の漏洩が深刻な問題となっており、VISAカードに新規に加盟する際には、小売業者は今年からPABP対応が義務付けられている。
日本国内でも6月の改正割賦販売法改正で、カード情報漏洩の罰則規定が含まれたため、ビザ・インターナショナルでは、加盟店に対して米国と同様にPABP認定済み決済アプリケーション導入を順次求めていくとしている。日本NCRは、今回の認定取得を追い風に、既存顧客向けに2万台、セルフレジ、情報キオスク端末など新規顧客向けに1万台のリアルゲイト ペイメント導入を図る。
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